市販のラック(棚)組み立て用グッズを使って、でもちょっとだけアレンジを加えて、液晶テレビ用のシェルフ(台、ラック)を組み立ててみた件を書きたいと思います。
沢山のものを自由に置けるのでお子さんが居る家庭でも便利だと思います。あとネコがいるご家庭なら、遊ばせることもできるかもしれませんね。
液晶テレビ用シェルフを自分で組み立てた理由
結構前ですが、52インチの液晶テレビを購入しました。 ヤマハのサウンドプロジェクターYSP2000と専用テレビ台を同時に購入したのですが、液晶テレビの方が大きく、テレビ台からはみ出していますが、それはそれで愛嬌があります。ですが、購入後しばらくして、テレビの左右のスペースがなんか殺風景だなぁ、何か飾りたいなぁと思ってきました。
右のような高価な家具を購入することも考えたのですが、何しろ予算がありませんし、そもそも購入したテレビ台が無駄になってしまいます。 また、それほど広くはないリビングが、立派な家具で圧迫感を受けるのは好ましくないと思いました。
材料
1.棚板
まずは棚板です。厚さや強度、フローリングの色を考慮して、パイン製材を使用することにしました。サイズですが、
- 奥行き40cm×幅120cmが 4枚(テレビ左右のスペースの幅に応じて)
- 奥行き20cm×幅120cmが 8枚(テレビ左右のスペースの幅に応じて)
- 奥行き20cm×幅150~180cmが 2枚(テレビサイズやテレビ左右のスペースの幅に応じて)
となりました。
以前、”DIYボード”という、より安価なプリント材を使ったことがあるのですが、強度が不足しており、使用後半年で曲がってしまい、使いものにならなかったことがあります。間違えないように気をつけて下さい!
販売元によっては、既にカットされた適したサイズの棚板を入手できますし、あるいはオーダーカットを受け付けているところもあるかもしれませんので、よろしければ以下から探してみて下さい。
2.ラック支柱
続いてラック支柱です。こちらも強度やフローリングの色との統一感を考慮して、パイン製材を使うことにしました。サイズですが、
- 高さ230cm×厚み3cm×幅6cmが 4本
となりました。
(実際は、この長さのものがネットショップ取扱品でみつからなかったため、近所のホームセンターに行って240cmのものを設置場所の高さに応じて230cmにカットしました。希望する高さ次第ですね。。
3.ネジ
最後にネジです。サイズが3.3(D)×35(L)mmの、コーススレッドというやつです。 詳細は下記参照下さい。
加工(アレンジ)
ラック支柱のカット
前面に配置するラック支柱を一箇所切断します。
これで、写真のように下部を奥行き40cm棚、上部は奥行き20cm棚にして、安定感を増すとともに圧迫感を低減できます。コーヒーメーカーのような奥行きのあるものも置けますね!
カットの仕方ですが、右写真のように支柱の溝の上部ピッタリでカットします。カットする工具ですが、安い糸ノコや細工ノコで十分です。
組み立て
あとは材料を組み立てるだけです。特に難しいものではありませんが、下の段から徐々にネジ止めしていきます。数が多いので、電動ドライバーがあると女性でも楽で便利だと思います。特にすごいものである必要はないですが、トルク(出力)調整できると失敗しにくいです。
余談ですが、プロでない限り毎日使用する訳ではないので、充電式は避けるべきです。いざ使おうというときに充電切れのケースが大変多く、ストレスになるので、自分は絶対にコード式をオススメします
ちなみに、我が家の場合は、お掃除ロボットが入れるように、一番下の棚板を一段上の溝に入れました。最後に、転倒防止措置も入れて、完成です。
評価
組み立てたのは結構前ですが、未だに気に入っています。安価で、部屋のサイズにピッタリなのが良いです。また、今回はテレビ台用のスペースを開けて作りましたが、棚板を一枚追加すれば、テレビ自体を置くこともできますね。
市販のテレビラックやシェルフを買うと、高級感があっていいのですが、いかんせん高価なもので、一度買うとなかなか捨てられない、アレンジがしにくい、意外と収納力が無い、といったことになるかと思いますが、自分で組み立てたものなら、そろそろ雰囲気を変えようかな、って思った時にいつでもアレンジ可能ですし、とにかく安いので、いくらでも好きなようにできるのがいいですね。小さいお子さんが居るご家庭なら、いっぱい物が置けますのでオススメです。