食洗機を使ってるとどうしても気になるのが、茶碗や皿の足(高台というらしい)の間に水が残ってしまうことです。ここに水が残ると全体的に乾きにくくなるし、汚れも溜まりやすいし、良いこと無いですね。
あまり無いケースかもしれませんが、樹脂製の場合なら簡単な加工で水が抜けるようにできます。
そもそも高台(こうだい)は何のため?
高台( こうだい)は別名があって、糸尻とか、糸底とか、畳つきとも呼ばれるそうです。テーブルとか台の上とかで安定させることが、その存在意義とのことです。
ちなみに砥石がない時に包丁を研ぐのに使われることもあるそうで。。確かに使えそうな気もしますね。
従いまして、高台というものは、決して食洗機が終わった後に水たまりを作り我々一般生活者をガッカリさせたりイライラさせたりすることが目的では無いとのことです。
我が家で使用している茶碗と食洗機使用後の様子
子供が落としても割れたりしないように、ご飯茶碗は樹脂製のものを使用しています。とても種類が増えて、良い感じに盛り上がってる分野と思います!
色が選べてカラフルで良いですし、樹脂製なんですが、それっぽく木目調の模様がついていて、情緒もあります。電子レンジや食洗機ももちろんOKで、重宝しております。
普通の大人用、子ども用、どんぶりサイズなどもありますね。。
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うちのお椀たちです。当然上述の高台もついています。
高台の高さは7~8mm程度でしょうか。切り込みなどは一切なく、溜めた水を逃しません(悲)。
食洗機で洗浄後の様子です。うちでは茶碗サイズの他に、丼サイズのものも使ってます。ご覧のように2つともキレイに水を溜めてます(悲)。
いや、横向きに置けばいいじゃん、って話もあるんですが、実際横向きに置くのは結構スペース取ったりするんで、最終的にはこのような置き方に落ち着くんですよね。
水が抜けやすいように加工しましょう
申し上げた通り、本品は樹脂製ですので、実は好き勝手に加工できちゃいます。陶器だったら割れちゃう恐れがあるのでなかなか大胆なことはできませんが、樹脂なら楽勝です。
ということで、最初のお椀君に登場頂きました。まあ、僕が使ってるやつです。
なんと、大胆にも電動ドリルで穴を開けてしまいます!!ちなみにビットは2.5mmを使いました!
キュイーンって音がしそうですが、ドリルのモーター音しか聞こえないです。削れた樹脂がビロビロって出てきますので、散らからないようにしました。
こんな感じで高台の根本に穴が開きました!続けて穴を計4つ開けていきます。0時、3時、6時、9時の方向ですね。これはどの方向にお椀が傾いたとしても、水がキレイに抜け落ちるようにするためです。
実際に水をいれてみましたが、キレイに抜け落ちます。うん、よかった。
こんな感じで、次から次へと穴を開けていきました。ちょっと失敗すると次の画像のようにドリルが余計なところまで削ってしまうのですが、結局は普段見ない裏面のことなんで、気になりません。
お椀4つ、丼4つの計8個について、同様の処理を施しました。慣れるとあっという間だし、30分もかかりませんでした。また万が一失敗してもそんなに高いものでもないので、買い直すという手もあります。
最後に
穴を開けて1ヶ月ほど経ちましたが、やっぱり食洗機後にキレイに乾燥しているのは気持ちいいですね。汚れが溜まることも無いし。。
強いてデメリットを言えば、ちょっと樹脂の白い部分が目立つのが気になる時もあるので、今度100円ショップで茶色の油性マーカーでも買ってきて、穴の内部を茶色く塗ってしまおうと思います。こうすると穴があることもほぼわからなくなるのではないでしょうかね。
ではでは。