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【DIY】ラック支柱を使って子供部屋に安くおしゃれなフリーラックを作った、棚板自在で片付けを楽しく!

2017年4月13日木曜日

家具

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今回は子供部屋に、棚板を自由に動かせる(アレンジできる)ラックを作りました。DIYと言っても、材料は市販のものなので簡単です。

子供が小学生に入ったりして本や勉強道具、おもちゃ等も増えてきますと、どうしても整理整頓のスペースが不足するようになってきました。

自宅は関東エリアで、部屋はとても狭いので、やはりここは空間を有効利用するためにも棚を置くことにしました。ここは我が子ため、家計のため、また自身の成長のためにも、DIYで取り組もうと決めました。ただし最近本当に仕事やその他で時間が取れなくて、なるべく市販材料を使って簡単に仕上げることにしました。


既製品でも良いのでは?

ええ、確かにそうなんですが、既製品はどうもイマイチ、ピンとこないんです。主な原因は、

  • 価格が高い
  • デザインが部屋に合わない
  • 棚板の自由度が低い
  • 古くなった時に再利用できない
  • 部品が大きくて捨てるのも大変

って感じです。 価格については、ある程度の大きさのものをと考えると、10万円近くかかってしまう計算でした。

そんなに費用をかけるのはありえないです。だって、子供部屋だし。どんどん大きくなって、それに合わせて部屋のレイアウトも変えていかないといけないのに。。もったいないです。

デザインについては、とても良いものが選べる時代ではありますが、やはりややモッサリしていたり、思ったより幅があったり、なかなかベストなものは見当たらないです。

そんなこんなの理由で、やっぱりDIYが自分としてはベストだと思いました。最近流行ってるし、教育的視点もありますね。。。あと、子供のために親が頑張って作ったものだったら、子も少しは整理整頓を心がけてくれるかなと。。。

コンセプトとデザイン

子ども部屋は右図のような形をしていて、この南側の壁一面に棚を構築しようと思いました。

棚の基本構造ですが、単なる長方形の連続ではなくて、ちょっと遊びのあるデザイン(ってほどでもないですが)にしようと。右図のように、左上から段々と低くなっていって、もし家にネコが居たらきっと喜んで遊ぶだろうなぁ、というデザインとしました。今はネコ居ないですけどね。。

なお、壁面の端の方が少し出っ張っているので、一番左の後ろ側の支柱の位置を少しずらしてあります。空間の最大活用です。

あと棚板ですが、市販品の不満点に棚板の自由度が低いというのを挙げましたので、ここではなるべく自由に、決まった棚板に合わせてモノを置くのではなく置くモノに合わせて棚板を移動できる、というコンセプトとしました。

ちょっと子供の想像力も膨らむんじゃないかと期待。

ついでにですが、猫さんを飼っているご家庭であれば、猫さんが棚板の間をスルスルと歩いて遊んでくれるかもしれません。


材料

なるべく安く簡単に、時間をかけずに組み上げるため、以前の液晶テレビ用ラックの時にも使用した、市販のラック支柱と棚板を活用することにしました。

DIYで市販の棚板とラック支柱を使って安価に液晶テレビ用シェルフ(ラック)を作った
https://magtanate.blogspot.com/2016/11/tv-shelf-with-rack-pillars.html
DIY360


ラック支柱

デザイン案に従って、長さの異なるもの(2100mm×4本、1500mm×2本、900mm×2本)を購入しました。

コーナン オリジナル フリーラックポール を見てみる

アイリスオーヤマ ラック支柱 を見てみる


棚板

基本構造用の固定棚板と、可動棚板、両方を用意する必要があります。良さそうな購入先を2つ紹介します。

購入先候補1

こちらは、2024年8月18日時点では、長さカット加工が無料です。今回はこちらで購入しています。

パイン集成 R加工 無塗装 を見てみる

購入した棚板は長さが910mmですが、以下指示でカット依頼(備考欄に書くだけ)して購入しました。ノコギリの刃の厚さ分が減るため、その連絡が来るかもしれません。

  • 9枚はそのままの長さで(910mm、基本構造用)
  • 5枚は半分に(455mmが2枚、計10枚、可動棚板)
  • 残り5枚は1:2に(303mmと606mmが各5枚、稼働棚板)


購入先候補2

以下リンク先から、WOODPRO という店を探してみてください。ここでしたら、カット依頼しなくても、最初から1cm単位でリストから選んで購入できますし、「まん丸なR加工」はありませんが、「糸面取り」という細かい面取りで片側の角を削ってあります。

集成材 910x18x200 WOODPRO を見てみる


届いた棚板

購入先1から届いた棚板はコチラになります(一部のみ撮影してます)

手前側がまん丸なR加工がしてあります。実は買ってから気付いたのですが、R加工が強すぎると、ラック支柱の溝への固定に支障がでますので、心配な場合は購入先2が良いです。


ネジ

サイズが3.3(D)×35(L)mmの、コーススレッドというやつです。 詳細は下記参照下さい。

3.3(D)×35(L)mm コーススレッド を見てみる

 

転倒防止器具

市販の無難なものを買いました。自分は普通のを買いましたが、今は(下記リンク先)デザイン性の高い物も出てるんですね、驚き。

最新の 家具転倒防止伸縮棒  を見てみる

組み立て

まずは、基本骨格の部分を組み上げました。特に詳しい説明が必要な部分は一切なくて、ひたすら組んでいくだけです。支柱がまっすぐになるように、5円玉に紐を通してぶら下げて垂直を確認するなど、微調整しながらやれば、より確実ですね。

棚板を同じ高さで連結しているため、中央2本の支柱では棚板が通常の半分しか乗りません。しっかりとネジで固定しました。

左の後ろ側支柱です。壁の形に合わせて場所を決めています。

少し横から見た図です。ほぼ壁にピッタリとつけています。あまり壁との間隔が開くと、物が後ろに落ちやすいので。。

転倒防止器具もつけました。ただし、地震の際には部屋から逃げるように言ってあります。

続いて基本構造に、棚板を追加していきました。まずは、コンセプトに沿って、左上から段々と低くなるように、棚板をセットしました。

さらにどんどん棚板をセットしていきます。置くもモノに合わせるのがコンセプトなので、ここではテキトーです。

セットといってもネジで固定はしていません。前後の支柱同士の間隔がほぼ棚板の奥行きと合致しているため、ネジが無くても落ちてくることは無いとの判断です。

置くモノに合わせて棚板を移動できる、というコンセプトを達成するため、基本構造以外の棚板は一部の例外(後述)を覗いて全てネジ固定無しとしております。

例外というのは、一番左側の棚板をセットする場合です。ラック支柱の前後セット位置が少しズレているので、棚板を引っ張ると簡単に外れてしまいます。

これについては、手前側の支柱のみですが、ネジ止め2箇所することとし、また子供には念のため引っ張ったりしないように注意しました。もし落下するようであれば、後方の支柱との固定も考える予定です。うーん、壁の出っ張りさえ無ければ。。。

最後に本やオモチャやその他グッズを棚に乗せて、終了となります。

ついでに不要なものも整理して、新たな日々の始まりです!
ちなみに組み立て自体は、1人で休み休みやって3時間くらいでしょうかね。真面目にやれば1時間もかからないかも。


感想

子供用に作りましたけど、意外と他の場所、例えばリビングなんかにも使えそうだなと思いました。気が向いたらまた別の場所にも設置してみようかな。

あと、今回はちょっと可動棚板が多すぎたかもしれないです。そこそこの費用にはなってしまいました(といっても既製品を買うよりは遥かに安いですが)。

こういう市販の棚板や支柱を自分で自由に組み合わせて作るものは、使い終わった後も別の用途に再利用できるので、最終的にはコスパが良いです。

そして、作り終わったあとの達成感と子どもたちの笑顔がプライスレスな価値ですね。ではでは。


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