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ルンバが故障?でホームに帰れないので自分で修理、カチカチ音も低減したよ

2024年9月21日土曜日

メンテナンス 電気製品・電子機器

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もう7-8年くらい使ってるルンバがありました。

当時、日本で買うと7万円とかしててとても手が出なかったのですが、アメリカから個人輸入代理店を通して3万円ちょっとで購入できたものです。

500シリーズですが、国内には一般に出回ってないモデルですね。

メンテナンスとかバッテリー交換とか自分でやりながら大事に使ってきたのですが、ついに羽、エッジブラシが回らなくなってしまいました。モーターのギア部が破損したためで、自分で修理したのですが、結果として1ヶ月しかもたず…。成功とは言い難いです。

ルンバが故障?ブラシ(羽)が回らないので自分で安く修理してみよう
https://magtanate.blogspot.com/2018/11/roomba-brush-repair.html
DIY360

そもそも長く使っていて耐用年数も過ぎてると思われたので、新しいモデルを購入しました。しかし思わぬトラブルが。。。

新しく買ったルンバ

モデル691を購入

さて、今回は非常にコスパの良いモデルである691を購入することにしました。Amazon限定モデルでして、購入した当時は\53,000くらいでしたね。


多分、e5という691と上位機種の中間版が出たため値下がりしたのかもしれません。

もともと使ってた500シリーズとの比較

裏面は大体同じような感じに見えます。充電用の接点とかタイヤの位置は同じで、もともと使っていた充電用のホームベースもそのまま使えました。

ただ、ブラシとかダストビンなどは全く形状が違いますね。



ちなみにバッテリーも仕様は違うんですが、大体の形は同じで、流用できそうです。旧型はニッケル水素系、新型はリチウム系のようですね。右が旧型、左が新型です。ちなみに旧型のバッテリーは実は交換したばかりなので、新たに購入したルンバに使用しました。

新しいルンバに襲いかかる初期トラブル

具体的な症状

このように満を持して?登場した新しいルンバさんですが・・・なんと初期トラブルに見舞われてしまいました。

具体的な症状としては、

  • ホームベースに帰れない
  • 充電中にカチカチ音がする
  • Google homeとの連携がうまくいかない

です。ただ、3つ目のGoogle homeとの連携については、実は自分のミス?とわかりまして、

iRobotアプリでログインする際に、スマホのブラウザを標準のChromeでなくてSleipnirを使っていたことが原因でした。

何度やっても「連携できていません」みたいなことを言われて白髪が増えたんですが、分かってしまうと単純。

ということで、実質的には1と2が初期トラブルと言えます。

症状の詳細

まず1のホームベースに帰れないについてですが・・・正確に言うと、ホームベースに向かっては行くんです。健気に何度も何度も。。。

だけど動作を完了して充電工程に入らないんですね。

ホームベース上で右向いたり、左向いたり、バックしたり・・・。ダンシングですね。。そうこうしているうちに、ホームベースも動いてしまって横向いたり壁の方を向いてしまったりで、さらに状況が悪くなります。

ちなみに10回テストしてまともに帰れたのは1回だけでした。。。

一応、こういった症状のiRobot社の公式な回答としては、ホームベースに電源がきちんと接続されているのを確認したり、あるいは電源を一度抜いて接続しなおす、ルンバとの接点端子を拭く、みたいなことが書かれてはいます。

もちろん試しましたが、解決しません。これで悩んでる人は多いみたいですね、Google先生に聞くと同じ症状で悩む声が沢山ヒットします。

また2の充電中のカチカチ音については、実は旧型の時から少し聞こえてはいました。ただ音自体が非常に小さいのと、音がしないときもあるのとで、深刻に捉えてはいませんでした。

公式にはこのカチカチ音は「仕様」とのことで、安心なのですが、ネット上ではそのカチカチ音が大きくて悩んでる人もいて、やはり接点端子を拭く、バッテリーを交換する、ホームベースを交換する、などの対策が一応推奨されてたりします。

試した人によると効果はある場合とない場合と両方って感じですね。。私のものでも効果無かったです。

で、今回購入した新しいルンバについてもそのカチカチ音がしたんですが、それがどうも旧型より大きい。。ていうか、かなり大きい。。正直イライラするレベル。。

旧型のバッテリーを使っているからかな?と思って、付属品(=新品)に戻してみましたが、全く改善されず。。

また、旧型のホームベース(接点の形状が微妙に違うんです、ほとんど同じだけど)を使うと音が少しマシにはなるのですが、敢えて旧型のホームを使うのもアレだし、原因がそもそもさっぱり分かりません。

接点を掃除しても充電位置を替えても解決しないんですよね。。。

単純だった原因と解決法

このままじゃ使い物にならない(は言い過ぎか)ので、仮説を持って、まずはよく観察してみることにしました。

仮説というのは下記になります。

  1. ホームベースに手で直接ルンバを乗せると充電が始まることから、自動帰還の際に充電が始まらないのは、やはりうまく接点同士が接触できていないからだろう
  2. カチカチ音の低減法として端子をキレイにするというのがあることから、今回もやはり微妙な接点不良が起きているからであろう
  3. したがって、接点不良を解決すれば、上記1と2のトラブルを解決あるいは低減できるであろう

ということで、接点をよくよく見てみることに。。

購入してから何度もひっくり返されてる新しいルンバさん。

うーん、ぱっと見た目は特に異常無いんですよね。。

うーん。

うーん・・

・・・

あれ・・・!?なんか接点の所が微妙に凹んでるぞ!

写真だと微妙にわからないのですが、金属部分の右下から上に4mmくらいの所がわずかに凹んでいます。

すげー単純だけどコレが原因かもしれない!ってことで、推奨される方法では無いでしょうけど、念の為バッテリーを外した上で、接点の横のすき間にマイナスドライバーを軽く差し込んで、エイ!っとテコの原理で端子の凹んでる部分を持ち上げて平らにしてみました。

そしてバッテリーを再度接続して、恐る恐るルンバの帰還テスト(10回)をやってみると・・・なんと前回は10回中1回しかうまく行かなかったのが、今回は全て完璧に帰還して充電開始までできました!おお奇跡!

また充電中のカチカチ音についても、かなり低減することができました!数値化できてないのが恐縮です。

やはり接点不良が1つの原因だったようですね。なんとビックリです。こんな小さな凹みがこれほどの動作不良に結びつくとは。。。

こういうのって初期の検品で排除できないもんですかね???

いずれにしても、今回のケースでは結果的には簡単に解決することができました。。また充電用の接点という、いわば剥き出しになっている部分のちょっとした凹みが原因になりうるということで、今後同じようなトラブルが再発しないとも限りません。

今回の記事が、同じ悩みを抱えるユーザーの方の参考になれば幸いです。

最後に

使ってみて痛感したことですが、古いタイプを使っている人はさっさと買い替えた方が良いですね、静音性が全然違います。

とくにマンションに住んでる人、買い換えると階下への響きが格段に減少します!

私はルンバ使うときに騒音の点で少し罪悪感がありました。何故ならリビングの隣の部屋にまでゴーンというモーター音で共振する床の音が響いていたからです。

でも今回買い替えたら大きく改善しました。ある意味感動モノです。※ちなみに同様の感動を10年ぶりに買い替えた電子レンジでも感じています…。

今回のモデルに限らず、もし新しくルンバ(あるいは他社のロボット掃除機)を購入される方がいらっしゃったら、少し端子の部分を注意深く見てみてください。今回のように端子部をケアしておくことで、より安定して動作するようになるかもしれません。

その後、子ども部屋用にロボット掃除機を追加購入しました。ルンバがお高いので、モバイルバッテリーなどで定評のあるAnker社のEufy Cleanを購入しましたが、めちゃくちゃ静かで、驚いてます、リビング用のルンバと置き換えてしまいました。ルンバさん、すまん…。。

Eufy Clean

…を
   

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