ルンバと、ルンバ連携機能の無いブラーバ200シリーズを使ってます。連携機能が無いためルンバと併用がうまく行かず後悔していたのですが、ルンバが戻った後にブラーバを自動的にタイマーでスタートできるように、DIYで基地(ドック)を作りまして、快適な使用環境となりました!
連携用のドック自作の背景
ここ数年、ルンバとブラーバ200シリーズを両方とも使ってます。使う順番としては、ルンバでホコリや髪の毛などのゴミを掃除した後に、ブラーバを起動して水拭きしてもらってます。
ちなみに順番が逆だと、ブラーバのパッドがすぐに汚れて衛生的でないし、取り残したホコリがブラーバの水拭きでベタベタして、ルンバでうまく吸い取れません。
フローリングがサラサラになるので気に入ってるのですが、少々面倒な点もあります。
最新&高級モデルのブラーバm6(実勢¥6万オーバー)であれば、ルンバが完了すると同時にブラーバに信号を送りスタートさせることができます。
↑高すぎのm6…
一方で我が家で使用しているブラーバ200シリーズは、非常にお求め安い価格(実勢¥3万前後)である一方で、ルンバ連携など便利な機能はありません。コンパクトでパッド振動機能もついてますし、とてもいいんですけど、そこだけが不満です。。
そこで、この不満をDIYで解決していきたいと思います!
材料、工具
木材
家に余っていた木材の端材を使用することにしました。2x4材あるいは1x4材の端材で、長さが大体20cm以下のものが多いです。同じ長さのものが2本ずつあるような感じでした。
スイッチボット(SwitchBot)
物理的に押す必要のあるスイッチを、タイマー設定で押してくれる便利なIoTスイッチです。IoTといっても難しいものではなく、Bluetoothを介してスマホアプリで時刻や動作などを簡単に設定することができます。
時々Amazonでタイムセールで安く売ってるので、その時が狙い目です。偽物や品質の悪いパクリ品にはご注意を。。
木ネジ
木ネジはいつもの長さ50mmのステンレス製のやつを用いることにしました。
電動ドリル
僕はこれを使ってます。充電式でなく、使用時にコンセントに接続するタイプです。充電式はイザというときにバッテリーが切れていて苦手です。数年使ってますが、故障が無くありがたいです。。
組み立て
スイッチボットは説明書に従ってセットアップします。スマホにアプリを入れて、BluetoothをONにして検出して、設定することになります。ひとまず接続まで終われば、細かい設定は後回しとなります。
スイッチボットを最も簡単にセットするなら、ブラーバの上に貼り付けてしまえばいいと思います。もともと貼り付け用の粘着シールがついてますしね。
でも我が家の場合、テーブルやソファーの下にも潜り込んで掃除してほしいので、この方法ではスイッチボットがこういった感じで邪魔になってしまいます。
そこでドックを作ることになります。完成イメージを先に示しますと、こういった感じです。
家にある端材を実際にブラーバに当てつつ、良さげな端材を選びます。
最終的に22cmの1x4材が1枚と、
16cmの2x4材が2枚、となりました。
スイッチボットがしっかりとブラーバのスイッチを入れられるように、両面テープなどで木材同士を仮固定しながら高さを微妙に調整しつつ、念の為下穴を開けてからネジ止めします。ちなみに床面から1x4材の底面までは11.5cmくらいでした。
ちなみに実はこのドック自体は非常に軽くて、スイッチボットが動作するとドックが浮き上がってしまい、スイッチを押せません。
上に何かしら重いものを置く必要があります。ブラーバで使用する水(1.5Lボトル)がおすすめですが、私は空気清浄機を置いています。(↓ひとまずペットボトル飲料でテストしてます…)
最後に、クリアファイルを底面に取り付けることにしました。これは、朝セットする時に水がどうしても床にこぼれて、それをブラーバのパッドで拭いてしまうので、パッドが濡れたままスタートまでスタンバイすることになるので、床が痛むからです。あと、ブラーバが仕事が終わって戻ってきた時にもいいですね(滅多にスタート位置にしっかり戻ることはありませんが)
というわけでドック自体は完成です。
ちなみに、事前に動かすルンバがドックやブラーバに振れるとスイッチボットとブラーバのスイッチがズレてしまって動作しなくなるので、ブラーバドック自体はルンバのドックの近くに置くか、バーチャルウォールでガードしておくと良いです。
スイッチボットの設定
ブラーバをスイッチボットのタイマー動作でスタートさせるにはアプリの設定を以下のようにします。結構条件設定に手間取りました。初めてだったんで。。
まずタイマーについては、スタートしたい時刻とその1分後の時刻の2つを入れます。1回目で主電源をONにして、2回めでスタートさせる仕組みですね。分単位でしか設定できないので、最小の1分後に設定しています。
それから詳細設定で動作モードを「押す」モードにし、長押し時間を0秒とします。これでボタンをポチっと押す動作となります。
以上で完成となります。
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