ルンバと、ルンバ連携機能の無いブラーバ200シリーズを使ってます。
わかってはいたけど、連携機能が無いためルンバと併用がうまく行かず、ちょっと後悔していたのですが、ルンバが戻った後にブラーバを自動的にタイマーでスタートできるように、DIYで基地(ドック)を作りまして、快適な使用環境となりました!
連携用のドック自作の背景
ここ数年、ルンバとブラーバ200シリーズを両方とも使ってます。
使う順番としては、
- ルンバでホコリや髪の毛などのゴミを掃除
- ブラーバを起動して水拭き
となります。
ちなみに順番が逆だと、以下の事態を生じます。。
- ブラーバのパッドがすぐに汚れて衛生的でない
- 取り残したホコリがブラーバの水拭きでベタベタして、ルンバでうまく吸い取れない
フローリングがサラサラになるので気に入ってるのですが、稼働させる順番を意識しないといけないのが、面倒です。
最新&高級モデルのブラーバm6であれば、ルンバが完了すると同時にブラーバが信号を受け取り、スタートさせることができるようです。
ですが、非常に高価ですし、そもそも今ルンバの競合品が多く出てて、実はルンバ使ってない、という方も多いのでは…?であれば、そもそも連携できないですよね。。
2024年10月追記:200シリーズ品薄と、ブームが収束しつつあることもあり、値段が同等になってきてます。。
で、我が家で使用しているブラーバ200シリーズですが、非常に価格が安い一方で、そもそもルンバ連携など便利な機能はありません。
稼働させるには、その場で、ボタンをポチッと押さないといけない。タイマーなどもついてないのです。。
コンパクトでパッド振動機能もついてますし、とてもいいんですけど、そこだけが不満です。。
そこで、この不満をDIYで解決していきたいと思います!
材料、工具
木材
家に余っていた木材の端材を使用することにしました。2x4材あるいは1x4材の端材で、長さが大体20cm以下のものが多いです。同じ長さのものが2本ずつあるような感じでした。
スイッチボット(SwitchBot)
物理的に押す必要のあるスイッチを、タイマー設定で押してくれる便利なIoTスイッチです。IoTといっても難しいものではなく、Bluetoothを介してスマホアプリで時刻や動作などを簡単に設定することができます。
時々Amazonでタイムセールで安く売ってるので、その時が狙い目です。偽物や品質の悪いパクリ品にはご注意を。。
木ネジ
なんてことのない、50mmのステンレス製にしました。
電動ドリル
充電式でなく、使用時にコンセントに接続するタイプを使ってます。
充電式はイザというときにバッテリーが切れていて苦手です。数年使ってますが、故障が無くありがたいです。。
組み立て
スイッチボットは説明書に従ってセットアップします。スマホにアプリを入れて、BluetoothをONにして検出して、設定することになります。ひとまず接続まで終われば、細かい設定は後回しとなります。
スイッチボットを最も簡単にセットするなら、ブラーバの上に貼り付けてしまえばいいと思います。
でも我が家の場合、テーブルやソファーの下にも潜り込んで掃除してほしいので、この方法ではスイッチボットがこういった感じで邪魔になってしまいます。
このようなご家庭は多いのではないでしょうか。。
そこでドックを作ることになります。完成イメージを先に示しますと、こういった感じです。
家にある端材を実際にブラーバに当てつつ、良さげな端材を選びます。
最終的に22cmの1x4材が1枚と、
16cmの2x4材が2枚、となりました。まあ、余ってるので適当なのがあれば、何でもいいと思います。強いて言えば、重量があるものの方が安定します(後述)。
スイッチボットがしっかりとブラーバのスイッチを入れられるように、両面テープなどで木材同士を仮固定しながら高さを微妙に調整しつつ、念の為下穴を開けてからネジ止めします。ちなみに床面から1x4材の底面までは11.5cmくらいでした。
ちなみに実はこのドック自体は非常に軽くて、スイッチボットが動作するとドックが浮き上がってしまい、スイッチを押せません。
上に何かしら重いものを置く必要があります。ブラーバで使用する水(1.5Lのペットボトル)がおすすめですが、私は空気清浄機を置いています。(↓ひとまずペットボトル飲料でテストしてます…)
最後に、クリアファイルを底面に取り付けることにしました。
これは、朝セットする時に水がどうしても床にちょっとこぼれて、それをブラーバのパッドで拭いてしまうので、パッドが濡れたままスタートまでスタンバイすることになり、床が痛むからです。
あと、ブラーバが仕事が終わって戻ってきた時にもいいですね。スタート位置にしっかり戻ることは滅多にありませんが。。
というわけでドック自体は完成です。
ちなみに、事前に動かすルンバがドックやブラーバに振れるとスイッチボットとブラーバのスイッチがズレてしまって動作しなくなるので、自作したブラーバドック自体はルンバのドックの近くに置くか、バーチャルウォールでガードしておくと良いです。
スイッチボットの設定
ブラーバをスイッチボットのタイマー動作でスタートさせるにはアプリの設定を以下のようにします。結構条件設定に手間取りました。初めてだったんで。。
まずタイマーについては、スタートしたい時刻とその1分後の時刻の2つを入れます。1回目で主電源をONにして、2回めでスタートさせる仕組みですね。分単位でしか設定できないので、最小の1分後に設定しています。
それから詳細設定で動作モードを「押す」モードにし、長押し時間を0秒とします。これでボタンをポチっと押す動作となります。
以上で完成となります。
最後に
このように、ブラーバの高級モデルが無くてもスイッチボットをうまく使えばルンバと時間差で作動させることが可能です。
またルンバとの連携という理由でなくても、例えば帰宅直前に水拭き掃除したい場合とか、家族が出かけた後にスタートしたいとか。
タイマー設定でスタートさせられると何かと便利ですね。