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【DIY】余った板で簡単に子ども用の勉強机(キッズテーブル)を作ってみた

2024年9月3日火曜日

家具

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デスクとベッドキャノピー

うちにはもうすぐ小学生になる娘がいるのですが、子供用の勉強机はどうされてますか?

ひょっとしたらもう既に本格的な勉強机を購入した方もいらっしゃるのでしょうね。ウチは物理的にも(つまり部屋の広さ的にも)経済的にも、まだまだそのような余裕がなく。。

でも、「最低限の勉強できる環境」だけは用意してあげたいなぁ、という気持ちでいます。

さてさて、具体的にどうしようかと思案しておりましたが、そう言えば、ウチにはやや大きめの棚板が余っていて、これが使えそうだなぁーと。。。

そこで、この余った板を使って、「最低限の勉強できる環境」を、簡単に、安く作ってみようと試みました。


余っている棚板と、設計コンセプト

余っていた棚板ですが、パイン製材で、幅120cm×奥行き40cm×厚み1.8cmのものとなります。これが2枚。

ちなみに、これは液晶テレビ用シェルフ(テレビラックというか、多目的棚というか)を簡単なDIYで作成した時に、発注量を間違えて余ってしまったものでした。

DIYで市販の棚板とラック支柱を使って安価に液晶テレビ用シェルフ(ラック)を作った
https://magtanate.blogspot.com/2016/11/tv-shelf-with-rack-pillars.html
DIY360


ということで、下記2点を考えました。

案1、順当に2枚並べて幅120cm×奥行き80cmとする

板を2枚つなげて、足をつけたデスクのイラストこれがまぁ、無難なやり方かと思います。そもそも学習デスクとするからには、ある程度の奥行きが必要で、40cmでは全然足りないだろうと思われます。2枚並べて設置することで、奥行きが80cmとなり、十分なスペースを確保できます。

ちなみに十分なスペースとはどのくらい必要か?についてですが、Google先生に質問してみますと概ね60cm~70cmとなっておりまして、80cmなら十分カバーできるということになります。

というわけで、まずはこの案が鉄板・確実なのですが、もうちょっと遊びココロのある設計もしてみました。まあ頭で考えるだけならタダですから・・・。

案2、段差を付けて固定し、低い方を椅子(座面)とし、高い方をテーブル(デスク)とした、一体型デスクとする

よくキャンプグッズとかにあるじゃないですか、テーブルと椅子が一体型になっていて、折りたたみ式で車に積めるようなやつです。

↓こんなの。


もちろん室内に常備するので折りたたむ必要は無いのですが、このような構造をヒントにできないかと思って考えてみました。結果としては奥行きと高さ等の問題で却下しましたが、場合によっては、ありかもしれません。

具体的には、アイリスオーヤマ製などのラック支柱を90cmを5本購入して、4本を使ってまずデスク部分を作り、残り1本を半分に切り、それらを使って、チェア部分を作るというものです。

コーナンオリジナル フリーラックポール を探す

アイリスオーヤマ ラック支柱 を探す

板2枚を段違いに繋げた椅子つきデスクのイラスト

具体的 な構造としては右図ようなイメージです。もちろん、これに部分的に補強を入れますが。。

で、成長に合わせて高さも変えられるし、いいなーと思ったんですが、下の子(2歳)が登って落っこちたりしたら危ないな、ということで、残念ながらボツになりました。


というわけで、最終的には案1;2枚を並べて使う、という方針を採用することとしました。

新たに用意したもの

棚板2枚と、棚板同士を繋げる金具は既にあるので、購入したものは下記のみとなります。

  • 脚用板材1:1x4材(19mm x 89mm)、30cmを6本
  • 脚用板材2:1x2材(19mm x 38mm)、30cmを4本

1x4材と1x2材については、近所のホームセンターで購入してきました。もちろんAmazon等で購入し、使用することもできると思います。

1x4材 をAmazonで見てみる

  • 平折れ固定金具…子供が乗って遊んだりした場合に備え、脚と天板の固定を補強するために念のため買いました。


  • ネジ類…木材同士を固定するのに使います。長さは35mmくらいあれば良いかと。。

などなど。

組み立て

↓まずは2枚の板を長辺同士でくっつけました。たまたま家に蝶番(ちょうつがい)が余っていたのでそれを使いましたが、しっかりと固定できるなら何でも良いと思います。

棚板2枚を蝶番で連結した画像

↓材料をざっと並べてみたところ。1x2材が写ってないや、すみません。ちなみに1x4材(30cm)は、ホームセンターでは100円で売ってました。

棚板の上に、6本の木材と平折れ固定金具が乗った画像

↓1x4材と1x3材をL字型に並べ、3箇所くらいネジ止めしました。

1x4材と1x3材をL字型に並べた画像

↓4本作って、角の4箇所に並べてみました。

デスクを裏返した画像

↓平折れ金具を取り付けて、一旦固定させました。平折れ金具は必須ではないかもしれませんが、自分は安心のため付けました。

平折れ金具で木材を固定している

↓さらに天板側(机の上面)から4本の足をネジ止め固定し、2枚の天板の間にも足をネジ止めしました。これで概ね完成としました。

子供がデスクでお絵描きをしている

↓パイン製材は筆圧に弱く傷つきやすいので、デスクマットを敷くことにしました。Amazonで良さげなものを購入しました。巻かれグセがついた状態で届きましたが、凸面を上に敷けば、すぐにまっすぐに。



Amazonのダンボール箱と、入っていたデスクマットが並んでいる

↓敷いてみた感じ。自分はこういうの使ったことなかったんですが、いいもんですね。リビングのテーブルにも敷こうかな。。

デスクマットをデスクに敷いた状態の画像

↓ちょっと遠景で。上に見えるのはイケアで買ったキッズ用天幕(ベッドキャノピーというらしい)です。雰囲気でますね。

ベッドキャノピー をAmazonで見てみる

デスクとベッドキャノピー

以上、作業完了です。

まとめと感想

母親と幼い娘がデスクでパズル遊びをしている余った板を使ったので、材料費はほとんどかかっていませんが、満足いくものができました。板が結構重かったので作業は慎重に進めまして、結果的に壁などにも傷つかずにすみました。

あとは子供たちが勉強してくれるかどうか、ですね!まずはお絵かき台として慣れてもらおうかと思います。ではまた。


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